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J1王者に惜敗のヴァンフォーレ甲府、課題を語る篠田善之監督「ウタカ頼みのところが大きいので…」

FUJIFILM SUPER CUP 2023の横浜F・マリノス対ヴァンフォーレ甲府が11日に開催され、2-1で勝利した横浜FMがタイトルを獲得した。

J1リーグ王者の横浜FMと天皇杯覇者の甲府による、シーズン開幕を告げるタイトルマッチ。試合は30分にエウベルのゴールで横浜FMが先制するも、44分にはピーター・ウタカの得点で甲府が追いつく。好勝負が続いた後半、アンデルソン・ロペスのシュートが左ポストに直撃した跳ね返りを西村拓真が詰めて横浜FMが勝ち越し。そのまま2-1で勝ちきった横浜FMが初のスーパーカップ制覇を決めた。

惜しくもJ1王者に敗れた試合後、今季から甲府の指揮官に就任した篠田善之監督は「この素晴らしい環境の中でスタートできたのは嬉しかったです。横浜F・マリノスを相手にどこまでできるかトライしましたが、勝ちきれなかったことは悔しいです」と口にし、今後への課題と意気込みを語った。

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「この悔しさを忘れないようにと選手に伝えました。失点の部分は単純なところで、反省しないといけません。攻撃の部分でよりボールを握ったり、背後を突くような動きを増やしたいですね。結果を受け止めて、来週から始まるリーグにチャレンジしていきたいです」

また、この試合でもゴールを挙げた新戦力のピーター・ウタカについて、篠田監督は「ウタカのクオリティに頼ってしまうところは大きいです。ただ、守備面で孤立してしまう点、コンディションの向上を求めたいです。キャンプからウタカを起点にする攻撃を中心に取り組んでいます。プラスアルファで、新たなバリエーションを増やしていけるようにしていきたいです」と、軸として期待しつつも攻撃パターンを増やしていくことを見据えた。

昨季J2リーグで18位フィニッシュと苦しんだ甲府はこの後、18日に行われる開幕節でモンテディオ山形をホームに迎える。

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