Ronald KoemanGetty

クーマン、バルセロナの補強政策について「彼らは未来を見据えた仕事していない。ベテランより22歳の選手を獲得すべきだ」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、古巣バルセロナの補強政策について触れている。 

クーマン監督は7日、バルセロナでゴルフトーナメントのクーマンカップに参加し、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督らとコースを回った。その際メディアとのインタビューに応じると、古巣バルセロナの補強政策について言及。MFイルカイ・ギュンドアンなど、ベテラン選手の獲得も重要としながらも、若手選手にも目を向けるべきと説いている。

「外から見ていると、獲得選手たちの年齢について議論の余地があるように思える。彼らは財政的にもフットボール的にも、未来のための仕事をしていない。ギュンドアンは素晴らしい選手だが、しかしもっと前に獲得しなければならなかったはずだ。クラブは未来を見なければならないが、彼のような選手の補強は今後2〜3年のためだ」

「私が彼らの監督だったときには金がなく、ペドリ、ニコ、ガビといった選手たちの目を向けた。オランダでも若手たちにチャンスを与える慣習がある。良い未来をつくるためには、そのための仕事をしなくてはけいけない」

「別に私はギュンドアンやレヴァンドフスキについて文句を言っているわけではないんだ。彼らは素晴らしいプロフェッショナルだが、しかし時間的制約がある。毎シーズン、そうした年齢の選手を2〜3人連れてきてはいけない。32〜34歳の選手獲得より、22歳の選手を引き入れるべきなんだよ」

クーマン監督はその一方で、バルセロナ復帰ではなくインテル・マイアミ移籍を選んだFWリオネル・メッシについて「バルセロナはメッシを放出するという大きなミスを犯した」と発言。またジョアン・ラポルタ会長が自身を解任したことについては「クラブとしてうまくいかず、監督を追い出すことは受け入れる。これが初めてというわけではないからね。しかし、そのやり方が誠実ではなかった」と、再び非難を口にしている。

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