koeman barcelona(C)Getty Images

バイエルン戦、枠内シュート0本で0-3完敗のバルセロナ…クーマン「これが今あるもの。時間が経てば彼らとの差は縮まる」

14日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第1節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのバイエルン・ミュンヘンに0-3で敗れた。ロナウド・クーマン監督は試合後、バイエルンとの間にある現在の力量差が、決定的なものではないことを強調している。

前半にFWトーマス・ミュラーに先制点を決められ、後半にはFWロベルト・レヴァンドフスキに2ゴールを許したバルセロナ。自分たちの攻撃はほとんど通じず、2シーズン前の2-8大敗ほどではないにしても、バイエルンに明らかな力量差を見せつけられた。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたクーマン監督は、チーム事情について考慮されるべきとの見解を示す。現在のバルセロナが負傷によって多くのアタッカーを欠き、なおかつ若手選手主体でプレーしていることを強調した。

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「これが今あるもの、ということだ。数週間が経過しないことにはね。その後にアグエロ、デンベレ、アンス・ファティが復帰を果たすことになる」

「今日、起用可能なアタッカーは3選手しかいなかった。戦術的には私たちがコントロールしていた時間もあったよ。バイエルンのプレーは中盤が基ととなっており、そこを占拠しなくてはいけなかった。選手たちの姿勢について不満を言うことはできない。ただクオリティーの差は存在していた。バイエルンは多くの選手が長い間一緒にプレーしているチームで、一方の私たちは2〜3年後に開花する若手選手たちが多い。この試合の結果を受け入れるのは難しいが、ここからのチームの改善、負傷中の選手たちの復帰を期待したい」

バルセロナはこの試合でシュートを5本を打ったが、枠内に飛んだものはゼロ。対するバイエルンはシュート数17本で、7本が枠内に向かった。

「どういった相手と対戦したのかを認めなくてはならない。バイエルンのようなチームに打撃を与えるためには、とびきりのプレーを見せなくてはいけないんだ。彼らの方が上だったと認めるべきだが、しかし、いつも同じ話をしているのにはうんざりする。3〜4週間が経てば状況は変わるよ。復帰する選手たちも、出場数を増やしている選手たちもいるわけだからね」

「私たちは19〜20歳の選手たちを擁しており、バイエルンの選手たちと比べれば差が存在している。しかし時間が経てば、その差は縮まるだろう」

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