明治安田生命J1リーグ第13節が13日に行われ、首位のヴィッセル神戸は3位サンフレッチェ広島と対戦した。
神戸はここ2試合で3ゴールの大迫勇也を軸に汰木康也、武藤嘉紀が並ぶおなじみの布陣に。前節、アビスパ福岡に逆転勝利の広島は満田誠が負傷で欠場。中盤は野津田岳人、川村拓夢、森島司らのタレントが入り、前線はナッシム・ベン・カリファとなった。
ファーストプレーで広島に好機。川村がペナルティエリア内に進入すると、左足を振り抜くが、前川黛也に防がれた。前半はともに決定機がないままスコアレスで終えた。
後半開始早々に神戸が先制。ボールが左サイドから大迫を経由して右へ開いた武藤へ。ダイレクトで中央へ折り返すと、相手DFのオウンゴールを誘って均衡を破った。
62分にはクロスの折り返しを、途中出場のドウグラス・ヴィエイラがフィニッシュに至るが、DFがブロック。直後には神戸のカウンターから最後は汰木が右足を振り抜くも、惜しくも枠は捉えきれない。
69分にも武藤が右サイドから突進。シュートはGKにブロックされた。
終盤、神戸のカウンターが突き刺さる。武藤が持ち運び、右足でゴール左隅に叩き込んだ。2点目を挙げた神戸が2-0で、連勝を飾っている。
