fukuoka kobe(C)Getty Images

開幕3連敗の福岡、OGの1点を守りきり昨季王者相手に今季初勝利!神戸はリーグ戦初黒星&未勝利続く

明治安田J1リーグは1日に第4節が行われ、ヴィッセル神戸とアビスパ福岡が対戦した。

昨季Jリーグ連覇を達成、今季は3年連続のタイトル獲得を目指す神戸。しかし、AFCチャンピオンズリーグ・エリートを戦う過密日程を強いられた影響もあり、開幕から3試合連続でドローと未だ勝利がない。今季初勝利を目指すホームので一戦ではローテーションを採用し、大迫勇也らがベンチスタートになった。一方、今季から金明輝監督体制で戦う福岡だが、開幕から3連敗と厳しいスタートに。難しい状況の中で昨季王者と激突している。

試合序盤は福岡が積極的な入りを見せ、相手ボックス付近まで侵入するシーンを作る。18分には、鋭いプレッシャーから敵陣でナッシム・ベン・カリファがボールを奪い、紺野和也がボックス内フリーでシュートを放ったが、枠の左へと外れている。さらに32分、FKのチャンスから田代雅也のヘッドがバーに直撃した。決定機を活かせなかったものの、前半はアウェイチームが主導権を握る。

すると40分、福岡が先制に成功。ボックス内に人数をかけてナッシム・ベン・カリファがシュートを放つと、相手のブロックを拾った見木友哉がクロスを入れ直す。これが相手DFに当たってコースが変わり、ネットを揺らした。試合を優位に進めていたアウェイチームがそのままリードを奪い、前半を折り返す。

劣勢の神戸は、後半頭から大迫勇也と広瀬陸斗を投入。状況の打開を図る。しかしなかなか効果的にチャンスまで持ち込めず、逆に56分にはピンチを招くなど、苦しい時間が続いた。そして61分、マテウス・トゥーレルと扇原貴宏をピッチに送り出して勝負に出る。

神戸は66分、濱崎健斗のパスに反応した大迫勇也がボックス内で決定機を迎えるが、シュートは枠を捕らえず。攻めあぐねる時間が続いたが、75分に上島拓巳が2枚目のイエローカードで退場に。神戸は数的優位を手にする。

1人多い神戸はその後ゴールを目指して猛攻を仕掛けていくが、福岡も必死の守備で失点を許さない。試合はこのまま終了。福岡が1点を守りきり、待望の今季初勝利を飾った。一方の神戸は、今季リーグ戦初黒星を喫している。

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