ボルシア・メンヒェングラットバッハの日本代表DF板倉滉は、今夏にフランクフルトへ移籍する可能性があるようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在28歳の板倉は、ボルシアMGからの2026年までの契約延長オファーに合意しなかったため、今夏の移籍が濃厚になっている。先月半ば、地元メディア『ライニシェ・ポスト』では、ドイツ国内ではバイエルン・ミュンヘンやレヴァークーゼン、フランクフルト、ボルシア・ドルトムントからの関心が報じられていた。
本人はプレミアリーグ挑戦を望んでいるとも伝えられている一方で、現在はフランクフルトからの関心が具体化しつつある模様だ。『ビルト』によれば、同クラブは、レヴァークーゼンが獲得を検討していると見られているドイツ代表DFロビン・コッホが退団した場合に、板倉をその後釜として加える可能性があるという。今夏に29歳となるコッホも板倉と同様、現行契約に解除条項が盛り込まれており、それは2000万ユーロ(約32億6000万円)程度で行使可能とされている。また、クラブは退団を防ぐため、新契約を提示しているという。
なお、これまでの報道によると、板倉がボルシアMGと結んだ契約の解除条項は1200万ユーロ(約19億6000万円)に設定されている。フライブルクの堂安律の獲得も狙っているとされるフランクフルトだが、過去にオランダのフローニンゲンでともにプレーした2人の日本代表が、再びチームメイトとなる可能性もあるかもしれない。
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