Ko Itakura Borussia Moenchengladbach 04262025(C)Getty Images

バイエルン、板倉滉獲得に向けて接触か…独大手メディアのレポーターが指摘「オファーが出されたわけではないが…」

バイエルン・ミュンヘンがボルシア・メンヒェングラットバッハに所属する日本代表DF板倉滉のマネジメントと接触していると、ドイツ紙『ビルト』のチーフレポーターが伝えている。

現在28歳の板倉とボルシアMGの現行契約は2026年まで。クラブからの延長オファーに応じていないため、今夏に移籍する可能性が高まっており、先日には同国内のバイエルン・ミュンヘンやレヴァークーゼン、ボルシア・ドルトムント、フランクフルトのほか、欧州主要リーグの複数クラブからも関心が寄せられていると報じられた。

こうした中、『ビルト』のチーフレポーターであるトビアス・アルトシェッフル氏は、バイエルンが板倉側と接触したと指摘。同紙が配信するポッドキャスト『Bayern Insider』で「移籍に関する条件について、マネジメントと最初の緩やかな話し合いが行われた。正式なオファーが出されたわけではないが、その話題が持ち上がった」と明かした。

同紙のサッカー部門のチーフであるクリスティアン・ファルク氏も、『transfermarkt.de』で市場価値が1200万ユーロ(約19億6000万円)とされる板倉についてコメント。「(バイエルンにとって)掘り出し物だね。戦力の補完として迎え入れられるだろう。ただし、バイエルンで実際にプレーできるクオリティが彼にあるかどうかは、まだわからない」との見方を示している。

なお、日本代表DF伊藤洋輝が長期離脱中のバイエルンでは、元イングランド代表DFのエリック・ダイアーが今夏にモナコに移籍する可能性が高まっている。今季は、韓国代表DFキム・ミンジェや現在離脱中のフランス代表DFのダヨ・ウパメカノが主にセンターバックとして起用されてきたが、このポジションの選手層はやや手薄と見られている。

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