日本代表DF板倉滉は、今季限りでボルシアMGを退団することが濃厚となっているようだ。
2022年夏にボルシアMGへと加入した板倉。するとすぐさま主力として活躍し、これまで公式戦74試合に出場してきた。今季も守備の中心として、ブンデスリーガ25試合に出場して現在5位と欧州カップ戦出場権を争うチームを牽引している。
日本代表としても37キャップを数える28歳DFだが、ボルシアMGとの現行契約は2026年まで。これまで去就に関して様々な噂が浮上してきたが、やはり今季限りでの退団に近づいているようだ。
ドイツ『ビルト』によると、板倉側はボルシアMGと早い段階で契約延長をするつもりがないという。そしてクラブ側は、マルクス・テュラム(インテル)やラミ・ベンセバイニ(ドルトムント)のようにフリー退団を避けるため、今夏に売却せざるを得ないと伝えられている。今季の活躍により、すでにヨーロッパの複数クラブから関心が届いているようだ。
またボルシアMG側は、すでに板倉の後継者をリストアップ。コペンハーゲンのインドネシア代表DFケヴィン・ディクスのフリー加入が決まっているが、さらなるディフェンダーを探していると伝えられている。
1月には、オランダの強豪PSVからもオファーが届いていたとされる板倉。夏の決断には注目が集まっている。
