シャルケ率いるマイク・ビュスケンス監督が、日本代表DF板倉滉を絶賛している。
昨夏にマンチェスター・シティからのレンタルで加入した板倉はシャルケでは移籍直後の第4節レーゲンスブルク戦以降すべての公式戦に出場し、主にセンターバックとしてプレー。3月上旬のビュスケンス監督就任後のリーグ戦4試合では1試合を除いて中盤でスタートすると、第29節ハイデンハイム戦(3-0)では2度の切り返しで2人の相手DFを外し鋭いシュートをネットに突き刺す圧巻のゴールを奪った。
現地メディアの記者は試合後の会見で「2点目について聞かざるを得ない。イタクラはボックス内でまるでドリブルの芸術家だった。ポジション問わず彼ではこの2部リーグはちょっと役不足ではないか?」と質問。ビュスケンス監督はこう返している。
「マンチェスター・シティが彼を伊達に獲得するわけがない。彼は傑出した選手だけではなく、ファンタスティックな人でもある。いつも謙虚な姿勢で何もかも吸収しようとして、いつもよりうまくなることを心掛けている」
「人柄に加えて、フットボール能力も申し分ない。彼はセンターバックとしてとても良かった。そして今は6番(ボランチ)としてもとてもうまくやっている。ボックス内であれほど落ち着いていられるとは思わなかった。だが時折、こういう格好で驚かさられることだってあるものだ」
監督交代後、4バックフォーメーションでプレーするシャルケはこれで4連勝しついに首位に浮上。ビュスケンス監督の下で、MFロドリゴ・ザラザールやドミニク・ドレクスラーがそれぞれ2ゴール2アシストと覚醒する中、板倉は今季4点目をマークし、引き続き好調なシーズンを過ごしている。
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