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アジア杯前にボルシアMG合流の板倉滉、独メディアも大注目「奇妙な状況」…指揮官は「協会と一緒に決定する」

アジアカップの日本代表メンバーに招集されたDF板倉滉の状況について、ドイツメディアも大きく注目している。

今季ボルシアMGでブンデスリーガ開幕から7試合連続で先発した板倉。現地でもそのパフォーマンスは高く評価されていたが、10月中旬に足首の手術を受けて長期離脱を強いられることに。第8節からウィンターブレイク突入まで復帰することはできなかったものの、アジアカップに出場する日本代表メンバーには選出されている。

1月1日のタイ代表戦ではベンチに座った板倉。しかしボルシアMGのローランド・ヴィルクス役員が明かしていた通り、4日にはクラブへと戻って練習に参加している。同役員は「テストマッチでも問題がなければアジアカップに行くだろう」と語っており、6日のゴー・アヘッド・イーグルス(オランダ)との強化試合でコンディションを見極めることが予想されている。

そんな板倉の状況について、ドイツメディアも大きく注目している。『ビルト』は「アジアカップへ向けて板倉の耐久テスト!」と題し、日本代表DFは4日にボルシアMGのチームメイト共に練習に参加。さらに練習終了後には追加でランを複数本行ったことを伝えている。

また、ジェラルド・セオアネ監督は『ビルト』の取材に対して「我々は日本サッカー協会と密に連絡を取り合っているよ。我々クラブにとって、選手が健康な状態で代表チームに向かうことが極めて重要なんだ」としつつ、「今は全員が良い感覚を持っている。すべてがうまくいけば、もちろん彼は代表へ行く。我々は協会も含めて一緒に決定するんだ。コウが健康であることが重要だ」と練習に復帰した理由を明かしている。

さらに『キッカー』も「板倉の特別予選」と題し、「やや奇妙な状況」と表現。「板倉はゴー・アヘッド・イーグルス戦に出場し、アジアカップでプレーするために十分なコンディションであることを証明するはず。この試合で彼にとって重要な決断がくだされることになる」と伝えている。

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