リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、自身の後任とも噂されるシャビ・アロンソ監督に言及した。
現役時代にリヴァプールやレアル・マドリー、バイエルンなどビッグクラブで活躍し、引退後は指導者の道へと進んだシャビ・アロンソ監督。2022年10月にレヴァークーゼンの指揮官に就任して苦しんでいたチームを立て直すと、今季は躍進。公式戦27勝4分け無敗、93ゴール22失点と見事な戦いでブンデスリーガ首位を快走している。
そんなスペイン人指揮官だが、今季限りでリヴァプールを退任するクロップ監督の後任として最有力候補と伝えられており、一部メディアではすでにクラブ側が接触していることなども報じられている。そんなシャビ・アロンソ監督に対し、現在リヴァプールを指揮するクロップ監督は賛辞を送った。
「本当に素晴らしい仕事ぶりだね。(カルロ)アンチェロッティや(ジョゼ)モウリーニョ、(ジョゼップ)グアルディオラ、そして私も、20年後は監督をしていないだろう。いや、モウリーニョはやるかもね。とにかく、次世代はすでに現れている。その中ではシャビが傑出していると言えるだろう」
「元々ワールドクラスの選手で、コーチ一家に生まれたことも多少は助けになったかもしれないけど、彼は選手としてプレー中からすでに監督のようだった。彼のプレー、スタイルの確立、移籍は飛び抜けている」
「ブンデスリーガで長いことを指揮を執ったけど、(レヴァークーゼンは)本当に印象的だよ。得点数だけじゃなく、プレースタイルもね。バイエルン戦も明らかに上回っており、就任からそれほど期間もなくさらに若いチームであることを考えると、心から驚いた。本当に特別なことをやっているね」




