リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ダービーの敗戦をファンに謝罪している。
24日に行われたプレミアリーグ第29節延期分で、エヴァートンとのダービーに挑んだリヴァプール。白熱する優勝争いにおいて必勝の一戦だったが、27分に失点すると、反撃できぬまま58分に追加点を許す。その後選手を変えながら状況の打開を図ったが、そのまま0-2で敗れた。
リーグ戦直近3試合で2敗目(1勝)を喫したリヴァプール。これで首位アーセナルとの差が3ポイントに広がり、また2試合未消化の3位マンチェスター・シティとの差は「1」のままに。残り4試合での逆転優勝は非常に厳しい状況に追い込まれている。
試合後、クロップ監督は「本当に申し訳ないと思っている」とファンへ謝罪している。
「みんなは我々がダービーで素晴らしい成績を残していることをよく話してくれた。これまで負けたこともなかったし(グディソン・パークでの敗戦は約14年ぶり)、心から謝罪したい。不必要なことが起きてしまったんだ。良い考えがまったく浮かばない。本当にがっかりしたし、イライラした。まったく足りていなかった。エヴァートンが望むような試合を進めてしまったんだ」
そして優勝争いについて問われると、「言うことはわかるが、順位表を見てほしい。今でもまだ完全に参加していると言えるだろうか?」とし、以下のように続けた。
「我々にはシティとアーセナルの危機が必要であり、その上で試合に勝たなければならない。もし彼らが全試合で負けても、今夜の我々のようでは何も変わらないし、チャンピオンズリーグ出場権も安全ではない」
「もっと良いサッカーをするべきなんだ。ゴール前で慌てているのはわかる。過去2試合で15ゴールを決めたような振る舞いはできない。この時期を戦わないと。メンタルについてよく聞かれるが、それには様々な側面がある。態度の問題でも、選手の野心の問題でもないんだ。誰も意図的にこういうことをしているわけじゃない。彼らが自信を持ってできる状況を作るのが私の仕事であり、それがサッカーの最も難しい部分。責任は私だ。今はうまくいかなかったが、努力し続けないと」
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