リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ルートン戦の判定に不満を述べた。
5日に行われたプレミアリーグ第11節で、ルートンと敵地で対戦したリヴァプール。なかなかゴールが奪えない中、80分に先制点を許す苦しい展開に。するとその3分後に途中出場したルイス・ディアスが大仕事。終了間際に劇的な同点弾を叩き込み、1-1のドローで試合を終えた。
劇的な展開で勝ち点1を獲得し、同勝ち点(24)ながらアーセナルをかわして3位に浮上したリヴァプール。試合後の会見でクロップ監督は、失点の前にフィルジル・ファン・ダイクがボックス内で倒れたが、VARレビューでもPKが与えられなかったことについて不満を覗かせている。なお、同指揮官は抗議でイエローカードを受けた。
「彼らのことはリスペクトしているが、セットプレー時の守備は見返すとレスリングだ。ギリギリではなく、間違っている。そしてもし彼らが(ルールで)罰せられないのであれば、彼ら自身が変える必要はあると思う? 」
また『スカイスポーツ』に対しては、「私にカードを出したのは主審ではなく、アンソニー・テイラーだ。線審を話したことが気に入らなかったようだ。カードには本当に驚いたね。キャリアで様々なカードをもらってきたけど、これは理解できなかった」と語っている。
「失点前のあの場面はハンドではなかった。ボックス内でのレスリングだった。それが許されるならそうなのだろうが、我々には変えることはできない。審判は今、独自の見解を持っているしね」




