リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、ボーンマス戦を振り返った。
前節マンチェスター・ユナイテッド相手を7-0と粉砕するなど、直近のプレミアリーグでは4勝1分け無敗と調子を取り戻していたリヴァプール。好調の中、11日の第27節で残留争い中のボーンマスと激突した。しかし前半からピンチを迎え、28分に失点。69分に獲得したPKもモハメド・サラーが失敗し、そのまま0-1と敗れている。
これで勝ち点42のまま、4位トッテナム(1試合消化多)との差が「6」まで広がったリヴァプール。試合後、クロップ監督は『スカイスポーツ』で「本当にがっかりしている。我々が見せたいものと正反対の試合になった。やりたかったことはほんの数分しか出せていない」と内容を反省している。
「相手のビッグチャンスは思い出せないが、それでもかなり疲弊させられた。試合に負け、本当に、本当に、本当に腹立たしい」
「挫折であり、失敗だ。我々はこの失敗と良いパフォーマンスのせいで今の状況にある。たった1回の失敗ではなく、あまりにも多くの失敗を犯した。今日はその1つ。疑いの余地もない。これに対処しなければならないし、そうするつもりだよ。今季学んだことの1つは、失敗への対処法だ。」
また、サラーのPK失敗には「もちろん仮定の話になるが、あそこでゴールが決まっていれば後押しになっただろう。だが、そうならなかったので少し慌ててしまい、落ち着いた攻撃を作り出すことができなかった」と影響を認めている。
悔しい敗戦を喫したリヴァプールだが、15日にはチャンピオンズリーグ・ラウンド16のセカンドレグでレアル・マドリーと対戦する。ファーストレグは2-5で落としており、敵地で逆転を目指すことになる。指揮官は以下のように語った。
「水曜日にはビッグマッチがある。適切に回復しなければね。対戦相手に関しては、すべての週に試合があるわけで、やるべきことは多いが、今はそれについて話す瞬間ではない」
「この試合は大打撃だ。これを受け、傷口の大きさを確認し、そこから前へ進むんだ」
