リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、トップ4フィニッシュの可能性に言及している。
プレミアリーグ第34節で、トッテナムと対戦したリヴァプール。開始15分で3点をリードしたが、後半アディショナルタイムまでに同点に追いつかれる苦しい展開に。それでも終了間際にディオゴ・ジョタが劇的な決勝点を決め、4-3で激戦を制した。
これでリーグ戦4連勝を達成したリヴァプールは、勝ち点56に到達。トッテナムをかわして5位に浮上し、4位マンチェスター・ユナイテッド（1試合未消化）と7ポイント差となっている。しかし、クロップ監督はチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得は難しいと考えているようだ。会見で「CL出場権獲得の可能性はあるか？」と問われ、以下のように語っている。
「もちろんないね。ユナイテッドとニューカッスルがすべての試合に勝った場合、どうやって（4位以内）に入ればいい？ 彼らが負け始めたら、近づけるだろう。ヨーロッパカップ戦の出場権を得るためには、それまで勝ち続けなければならない」
そして、ウォルヴァーハンプトンに6-0と大勝したブライトンや好調アストン・ヴィラらライバルの名前を挙げて賛辞を送っている。
「ブライトンは今週、私が人生で見てきなかで最高のゲームの1つを披露したね。そう言わざるをえないよ。ロベルト・デ・ゼルビ、最高だね。2試合を残してすぐ後ろにいるんだ（4ポイント差）。アストン・ヴィラも成長している。もし彼らよりも上の順位をキープできれば、それはすでに成功だろう」
残り5試合でトップ4フィニッシュを目指すリヴァプール。次節は3日、ホームでフラムと対戦する。