ミランに所属するデンマーク代表DFシモン・ケアーが28日、クラブ公式メディア『Milan TV』のインタビューに応じ、チームなどについて語った。
2019-20シーズンにミランに加入すると、FWズラタン・イブラヒモヴィッチとともに、ベテランとして若手主体のチームの成長を支えてきた32歳のケアー。ミランとの契約を2024年まで延長したばかりだが、自身の現役引退までミラノでプレーすることを望んでいる。
「僕はまだ若い。2024年までとは言わず、引退をここで迎えたい。だがカルチョにおいて、あまり先を見通しすぎるべきではない。だから僕は毎日、目の前の1日に向き合っているよ。ミランは僕にとって、常に世界一のビッグクラブだった。クラブの歴史があり、偉大なDFたちがここでプレーしてきた。僕は毎日、その夢の中を生きているんだ。全力を尽くす覚悟はできている。2024年まで契約延長したが、僕がここにいる間に優勝を経験できることを願っている」
またデンマーク代表DFは、2019年10月にマルコ・ジャンパオロの後任としてミラン指揮官に就任したステファノ・ピオリについて言及した。
「監督とは最高の関係を築いている。僕のことを強く信頼してくれているので、僕も全力でプレーすることができる。以前は彼のことをよく知らなかったが、毎日、笑顔で選手たちに接し、調子はどうかとたずねてくれる。これが重要なことだと思う。監督は常に頼りになり、常に全力を尽くしている」
最後にミランDFは、ここ2年間のチームの成長ぶりについて言及。「僕がやって来た頃、チームに高いクオリティはあったが、おそらく自分たちの実力に対する自信がやや足りなかったのだと思う。チームの成長を誇りに思う。イタリアで最強のチームになったんだ」と語った。


