ナポリDFキム・ミンジェの争奪戦が激化しているようだ。
今季フェネルバフチェからナポリに加入したばかりのキム・ミンジェ。しかしすぐさまチームの主力に君臨すると、公式戦43試合に出場。攻守両面でのハイパフォーマンスでチームを牽引し、33年ぶりのセリエA制覇に大きく貢献した。そんな韓国代表DFだが、今季のパフォーマンスから世界中のビッグクラブからの関心が伝えられている。
そしてイタリア紙『ラ・レプブリカ』によると、キム・ミンジェには国外のクラブにだけ有効となる6000万ユーロ(約88億円)の契約解除条項が存在する模様。しかし、ナポリ側は放出を望んでおらず、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が10日に代理人と会談したようだ。契約解除条項を取り除き、さらに年俸450万ユーロ(約6億6000万円)の新契約を準備しているという。
だが、そんなキム・ミンジェにはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティが共に関心を寄せているようだ。
同メディアによると、マンチェスター・Uはナポリの新契約を上回る年俸700万ユーロ(約10億円)を支払う用意がある模様。一方でマンチェスター・Cは、ジョゼップ・グアルディオラ監督がキム・ミンジェを高く評価しており、今夏退団の可能性があるアイメリク・ラポルトの代役として獲得を望んでいるようだ。
なお、両チームにとって6000万ユーロの契約解除条項は「問題にならない」とも伝えられている。今後の動向に注目だ。
