スタッド・ランス加入後初ゴールを挙げた日本代表FW中村敬斗について、フランス『レキップ』が賛辞を送った。
昨季LASKリンツで17ゴール8アシストを記録する大活躍を見せた中村。今夏の移籍市場では複数クラブによる争奪戦が勃発したが、伊東純也も所属するスタッド・ランスへの移籍が決定した。
リーグ・アン初挑戦となった中村だが、徐々に出場機会を増やしていくと、前節のブレスト戦(1-2)で初アシストをマーク。すると迎えた26日の第6節リール戦、冷静にDFをかわしてGKの頭上を狙うループシュートを流し込み、待望の移籍後初ゴールを決めた。これが決勝点となり、スタッド・ランスは敵地で2-1と勝利を収めている。
フランス大手メディア『レキップ』は、この試合で最も活躍した選手として中村を選出。対戦相手のリールが今夏の移籍市場で獲得を熱望していたことに触れつつ、以下のように綴った。
「この夏、長い間リールに注目されていたが、最終的にチーム内の枠の関係で移籍は実現せず。中村敬斗は最終的にスタッド・ランスと5年契約を結んだ。そしてGKリュカ・シェバリエの頭上を越す繊細なゴールを沈め、リールの首脳陣に記憶されることになるだろう」
「23歳の左ウインガーは変化をもたらし、さらにリールMF陣のパスコースをうまく制限する働きも見せている」
待望の移籍後初ゴールを奪い、スタッド・ランスに今季3勝目をもたらした中村。次節は10月1日の名門リヨン戦だが、2試合連続ゴールとなるだろうか。




