サンプドリアは28日、モナコから加入予定のFWケイタ・バルデが新型コロナウイルスに陽性反応を示したことを、公式サイトを通じて発表した。
クラウディオ・ラニエリ率いるサンプドリアは、今夏の移籍市場においてモナコに所属するK・バルデの獲得を検討。『スカイスポーツ』の報道によれば、数日前にモナコと買い取りオプション付きのレンタル移籍で合意に至った。選手はすでに26日夜にイタリア入りし、翌日からメディカルチェックを開始。医師の許可が下り次第、契約サインへと向かう予定だった。
しかしサンプドリアは28日、ジェノヴァでのメディカルチェック中にK・バルデのコロナウイルス感染が明らかになったことを発表した。
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「ケイタ・バルデは、モナコから移動の許可を得てメディカルチェックを受診したが、問題は見られなかった。しかし、新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインに則って検査を行ったところ、選手は微かに陽性反応を示した」
サンプドリアには日本代表DF吉田麻也も所属。チームのメンバーやスタッフへの感染が懸念されたが、クラブは「該当選手はチームと接触しておらず、自宅で自主隔離を行っている」と説明している。
なお、ジェノヴァの街においては、サンプドリアと本拠地スタディオ・マラッシを共有するジェノアでクラスターが発生。選手やスタッフのうち14名の感染が確認され、3日に予定されているトリノ戦の開催が危ぶまれている。
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