元日本代表FW三浦知良が、新天地オリヴェイレンセでデビューを飾った。
これまでにサントスなどブラジル複数クラブや読売クラブ(ヴェルディ川崎/東京ヴェルディ)、ジェノア、ディナモ・ザグレブ、京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸、シドニーFCなどでプレーし、2005年から横浜FCに在籍している三浦。昨シーズンにJFLの鈴鹿ポイントゲッターズにレンタル移籍していたレジェンドは、プロ38年目となる今シーズン、新たな挑戦としてポルトガル移籍を決断。今年2月にポルトガル2部のオリヴェイレンセへ今季終了時まで半年間のレンタル移籍で加わっている。
ポルトガル挑戦を始めた三浦は、16日に行われた第28節で今季初のベンチ入り。そして22日の第29節アカデミコ・デ・ヴィゼウ戦(4-1)で、90分から途中出場。新天地デビューを飾っている。
スペイン『マルカ』は、三浦の出場を伝えるとともに「三浦カズが歴史に名を刻む……56歳で!」と題し、「わずかな時間だったが、“キング・カズ”が56歳1カ月24日で、ポルトガルの“サッカー”史上最年長選手になるには十分だった」とし、記録達成を称えている。
またクラブ公式ツイッターも、「年齢は単なる数字である。三浦カズはオリヴェイレンセデビュー戦で、アカデミコ・デ・ヴィゼウに4-1で勝利した」と異次元の記録を伝えた。
