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W杯4大会出場の川島永嗣「まだまだ伸びていけるチーム」…守備的アプローチも「2010年と全く違う」

日本代表GK川島永嗣は「何が届かなかったかという気持ちの整理はつけるのが難しい大会だと思います」とカタール・ワールドカップを振り返った。

クロアチアに敗れ、ベスト16で敗退が決まった日本代表。川島は選手たちとコミュニケーションを取ったとしつつ、「一晩でまとめられるような結果ではなかった」とコメント。さらにこう続けた。

「終わった後に『このチーム、大会はこれからいままでとはまったく違う日本のサッカーを見せることができたし、そこに自信を持っていっていい』とは僕も話しました。若い選手にこれからまだまだチャンスはあるし、その意味でもこの悔しさを日本のサッカーの未来につながっていけばいいのかなと思います」

守備的なアプローチで結果を残した今大会だが、川島は2010年の南アフリカ大会のチームとは違うときっぱり。「僕たちはボールを握るサッカーをしながら、相手に応じてそういう(守備的な)スタイルを取ったのがこの大会でした」と話し、日本サッカーの成長を誇った。

「今までの大会とは違ったスタイルでそれを遂行できる選手たちでもあった。その意味では2010年とも全く違うし、進化しているという意味でも違いますね。チームとしてどれだけ対戦相手や試合状況によって戦術を含めて高いレベルで遂行できるかという部分に関しては、今までにないぐらい徹底できるチームでした。選手個人にしてもここまで個性のあるチームはなかったですし、まだまだその意味では伸びていけるチームだと思います」

今大会で試合に出場することはなかった川島だが、「外から見ていても、このチームは素晴らしかったです。勝てる力が絶対にあった」と評価。その一方で、「なにか足りなかった。今までと同じように言われるのは絶対に納得いかないし、それを証明できなかった悔しさもある」と歴史を塗り替えられなかった悔しさを見せた。

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