鹿島アントラーズの鬼木達監督が明治安田J1リーグ優勝の喜びを語った。
首位の鹿島は、2位の柏レイソルと1ポイント差で迎えた最終節で横浜F・マリノスをホームに迎えた。試合は、20分に先制点を挙げたレオ・セアラが、57分にも加点。終盤に1点を返されるもそのまま2-1で勝利し、9年ぶり9度目のJ1リーグ制覇を果たした。
試合後、インタビューの際に選手たちに水をかけられてびしょびしょとなった鬼木監督は「もう最高です! 本当に嬉しい。もう、言うことなし!」と喜びを爆発。就任初年度で優勝に導いた中でも、選手たちやサポーターたちを称賛した。
「僕がたまたま監督になったタイミングで優勝できました。9年間の悔しさが一つになって今日の勝利になったと思います。このスタジアム、凄いなと思います」
「選手たちも頑張りました。ここで戦えて、心強かった。雰囲気は最高であり、最強でしたね。まだまだ向上しないといけないことは、僕も選手もわかっています。今日も難しい試合になりましたが、1年をとおして選手たちが逞しくなってくれました。シーズン最初は独走しようという話をしていましたが、ぎりぎりでした。選手の鹿島アントラーズを背負う責任感が、就任時に思っていたより大きかった。メンタルの成長が頼もしかったです。鹿島最高!」

