明治安田Jリーグは23日に2024シーズンの開幕戦が行われ、名古屋グランパスと鹿島アントラーズが対戦した。
今年で32年目を迎えたJリーグ。開幕から名古屋と鹿島の"オリジナル10"が激突する。名古屋は京都のパトリックや福岡の山岸 祐也と昨季2ケタ得点を挙げたストライカーを獲得。攻撃面にテコ入れを加えている。
対する鹿島はFC東京などで指揮を執ったランコ・ポポヴィッチ監督を招聘。元U-21セルビア代表FWチャヴリッチを迎え、新たな歩みを始めた。
スコアが動いたのは19分。鹿島が右サイドでのCKから、セカンドボールを植田が競り勝つ。このボールに走り込んでいた仲間が押し込み、アウェイチームが先制。J1通算100試合出場を自ら祝っている。
後半開始早々の47分。右サイドから安西がクロスを送ると、チャヴリッチが2人の選手に挟まれながらも頭に当てる。このシュートがネットに吸い込まれ、追加点を奪った。
さらに62分。チャヴリッチが相手からボールを奪うと右サイドをドリブルで独走。そのままエリア内に侵入すると、柔らかなクロスを供給。待っていたのは仲間。この日2点目でリードを広げる。
試合はこのまま終了。鹿島が名古屋との"オリジナル10"対決を制し、ポポヴィッチ体制初陣を白星で飾った。





