kashima kyoto(C)Getty Images

鹿島、後半AT痛恨の被弾で4失点&3敗目で首位陥落…京都はラファエル・エリアスのハットで大逆転勝利!

明治安田J1リーグは6日に第9節が行われ、鹿島アントラーズと京都サンガF.C.が対戦した。

開幕8試合で5勝1分け2敗で首位を走る鹿島。鬼木達監督体制で好調を維持する中、首位キープへ負けられないホームゲームに臨んだ。6ゴールを奪い得点ランクトップのレオ・セアラをはじめ、鈴木優磨ら主力が先発メンバーに入っている。

開始3分でチャンスを作った鹿島は、11分に自ら持ち込んだ柴崎岳のシュートなど、序盤からゴールに迫っていく。すると18分、エースが試合を動かした。右サイドを破ってチャンスを作ると、クリアボールを拾った柴崎岳がボックス内の鈴木優磨へ。最後はレオ・セアラが冷静にネットへ突き刺した。エースの今季7ゴール目で、鹿島が先制に成功する。

リードした鹿島は28分にもレオ・セアラが決定機を迎えると、30分には追加点。荒木遼太郎のFKから、こぼれ球を押し込んだのはまたもレオ・セアラ。エースの8ゴール目でホームチームがリードを広げると、その後も主導権を渡さず前半を折り返す。

追いかける京都は後半頭から2枚替えを敢行。すると53分、ワンタッチパスの連続から川崎颯太の落としを受けたラファエル・エリアスがビッグチャンスを迎えたが、シュートは枠の上へ外れている。それでも勢いを持って前に出ると、61分に1点を返すことに成功。前線に人数をかけると、平戸太貴のシュートはDFのブロックに阻まれたが、奥川雅也が押し込んだ。アウェイチームが良い流れのまま1点差まで詰め寄る。

波に乗る京都は72分、途中出場のマルコ・トゥーリオがGKの位置を見てハーフエーライン付近からロングシュートを狙い、鹿島を脅かす。すると80分、京都が同点に追いついた。縦に速い攻撃から左サイドの原大智がクロスを送ると、飛び込んだラファエル・エリアスが頭で押し込んだ。エースの今季4点目で、試合を振り出しに戻す。

京都の勢いは止まらず、82分には逆転に成功。左サイドのスローインから須貝英大がクロスを送り、ラファエル・エリアスが再び頭で合わせた。エースの2ゴール目で、一気に試合をひっくり返す。

その直後に師岡柊生の強烈なミドルシュートで追いつかれた京都だったが、後半アディショナルタイム5分にラファエル・エリアスが鋭いシュートを突き刺して再び逆転。エースのハットトリックで、京都が4-3で鹿島との激戦を制した。

この結果、京都は今季4勝目をマーク。痛恨の逆転負けを喫した鹿島は勝ち点16のまま、FC町田ゼルビアにかわされて首位陥落となった。

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