鹿島アントラーズは29日、アレクサンダル・チャヴリッチのSKスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)からの期限付き移籍加入を発表した。
なお、同選手は1月29日(月)に宮崎キャンプ中のチームに合流し、30日(火)より練習参加予定となっている。
現在29歳のチャヴリッチは、身長186cmの長身を誇り、元U-21セルビア代表経験のあるアタッカー。ベルギー1部ヘンクやデンマーク1部オーフスGFなどでプレーし、2016年9月からブラチスラヴァへ。ブラチスラヴァでは公式戦265試合出場で75ゴールを記録する活躍を見せ、スロバキア1部リーグ5連覇にも貢献していた。
今シーズンはリーグ戦18試合に出場して9ゴール6アシストと好調を維持。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでもプレーし、グループステージ6試合に出場して4ゴール2アシストをマークしている。
クラブ史上初の欧州出身選手となるチャヴリッチは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「日本のビッグクラブである鹿島アントラーズの一員になることができ、とても興奮していますし、ハッピーです。この移籍に関して粘り強く交渉してくれたクラブにとても感謝しています」
「日本サッカーのレベルの高さはヨーロッパでも十分に知られていますし、フットボールの人気が非常に高いということも各方面から聞いています。日本については、すべての情報がポジティブなものばかりです。だからこそ、アントラーズで新たな挑戦をする決断をしました」
「アントラーズはタイトルを最も勝ち取ったクラブであり、サポーターの皆さんの期待が非常に高いことも理解しています。ここ数年タイトルから遠ざかっていますが、全力を尽くしてチームの勝利に貢献し、タイトル獲得という目標を達成したいと思っています。皆さん、一緒に戦いましょう!!」
