去就に大きな注目が集まるブライトンMF三笘薫について、元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマンが語った。
今季からブライトンでプレーし、特にカタール・ワールドカップ後の活躍が顕著な三笘。公式戦27試合で9ゴール6アシストをマークし、得意のドリブルで毎試合のように相手を翻弄するなど、現地メディアや解説者からも絶賛が相次いでいる。そして当然のようにビッグクラブの関心を集めていることが報じられており、今夏の動向にも注目が集まっている。
中にはリヴァプールやアーセナル、マンチェスター・シティなどの関心も聞こえている状況だが、マクマナマン氏はブライトンに残留すべきだと考えているようだ。現役時代にリヴァプール、レアル・マドリー、マンチェスター・Cで活躍した名MFは、『Betfred』で以下のように語った。
「彼は本当に素晴らしいことをやっていると思うよ。でも、マンチェスター・Cには（リヤド）マフレズ、（フィル）フォーデン、（ジャック）グリーリッシュがいるんだ。彼らは三笘を必要としていない」
「ここ数カ月の彼のパフォーマンスは素晴らしいけど、ブライトンに残って活躍し、成長し、より良い選手になる方が良いと思う。ブライトンには素晴らしいモデルがあるしね。彼らには選手を売る必要がない。トニー・ブルーム（会長）はやりたいようにできる。（モイセス）カイセドの退団を認めなかったことで、それを証明した」
「もし三笘がこのまま成長していけば、来年にはもっと価値が上がるだろう。だから私としては残留すべきだと思っている。今のところ、マンチェスター・シティやユナイテッドには必要ないと思うよ」