ブライトンMFソリー・マーチは、三笘薫の今季初ゴールに衝撃を受けたことを明かした。
19日に行われたプレミアリーグ第2節で、ウォルヴァーハンプトンと対戦したブライトン。開幕から2試合連続で先発出場を果たした三笘は15分、ハーフウェーライン左でボールを持つとドリブルで次々に相手をかわし、カットインして自らシュートを流し込んだ。DF4人を突破した圧巻のゴールで先制点をもたらすと、後半開始早々には2試合連続でアシストをマーク。チームの4-1の勝利の立役者となった。
この衝撃的なゴールは現地メディアも絶賛されていたが、共にピッチに立ったチームメイトも感銘を受けている。マーチはクラブ公式HPのインタビューで、「スパイクに接着剤でもつけたんだよ!」と冗談を飛ばしながら以下のように続けた。
「ボールを滑らすようにドリブルする選手なんて、ほとんど見たことがないよ。ボールを持っているときの方が(持っていないときよりも)速いみたいだ。それはトレーニングでもよく見ているんだけど、試合でもっと見られるといいね。彼はただただ前へ進み続けて、3人か4人をかわしたでしょ? そして落ち着いてフィニッシュだ。信じられないようなゴールだったね」
「彼は僕と同じように小柄だけど、ボールを持っているときは本当に強いんだ。倒れてファールをもらうことだってできたけど、ゴールへの野心があった。そしてこれからは、間違いなく色々なことを見せてくれると思う。守備面も伸ばしてボールを奪い返す回数も増えているね。彼が望めば、今季は15ゴール~20ゴールは決められると思うよ」
なお、マーチ自身もウルヴズ戦では2ゴールをマーク。開幕2試合で3ゴールと大活躍を見せているが、「試合前に監督たちとボックス内にもっと入るように話していたんだ。それが完璧にうまくいったね。もっとできるようになると思う。ワンタッチはより多くのゴールに繋がるしね。監督が目標を15ゴールに設定してくれた。まだまだ道程は長いけど、良いスタートが切れたよ」と満足感を示した。




