トッテナムFWハリー・ケインが、マンチェスター・ユナイテッドファンの声に反応している。
2014年からトッテナムのトップチームで活躍を続け、プレミアリーグ歴代3位となる207ゴールを奪うなど、目覚ましい活躍を見せてきたケイン。イングランド代表でも主将を務める29歳FWだが、未だキャリアでタイトルを獲得できず。その影響や直近のトッテナムの不振により、今季終了後の去就が大きな話題となっている。
そんなケインは、ホームで行われたプレミアリーグ第33節のマンチェスター・U戦に先発出場。ソン・フンミンのチーム2点目をアシストし、2-2のドローに貢献した。しかし試合中、相手サポーターは「6月にまた会おう」とケインに対するチャントを披露。獲得を狙うとされるマンチェスター・Uのファンに去就について野次られている。
ケインは『BBC』で、マンチェスター・Uファンのチャントについて「彼らがなんて歌っているかは聞いたよ。でも僕はこのチームに集中し、力強くゴールを奪うことだけに集中している」と答え、試合に集中していることを強調した。
なお『テレグラフ』によると、ケインはトッテナムとの現行契約を満了することに前向きであり、2024年夏まで残留することを考えているという。そのタイミングで移籍を望んだ場合、フリーでの移籍が可能となる。
一方でトッテナムのダニエル・レヴィ会長は、マンチェスター・Uやチェルシーも関心を示す中、今夏の移籍市場で適切なオファーが届いた場合にそれを受けるかどうかまだ決断していないようだ。
近年常に去就が大きな話題となってきたケイン。トッテナムの苦しい戦いが続く中、今夏の決断に注目が集まっている。




