トッテナムのソン・フンミンが、チームメイトであるハリー・ケインの去就について言及している。
現行契約が最終年となり、今夏の移籍市場での去就に注目が集まるケイン。バイエルンは既に2度のオファーを送ったとされるも、トッテナムからは拒否をされている事が報じられている。ダニエル・レヴィ会長は1億ユーロ(約155億円)以上の移籍金を求めているとのことだ。
『タイムズ』によれば、バイエルンはケイン獲得を諦めておらず、獲得へ3度目のオファーを送る用意をしているという。また、イングランド代表FWも新契約にこだわるつもりはなく、今夏の移籍を希望していると伝えられている。さらに、先日には『ビルド』から、ケインの妻がミュンヘンで家探しをしている姿が目撃されたようだ。
ソンは『GOAL』の取材に対し、ケインがクラブでどのような状況に置かれているかは知らないと主張。同選手のプライバシーを尊重し、将来について決断を下すのを待つべきだと示唆した。
「最終的な決断については何も言えない。おそらくハリーも知らないだろう。ただ待つしかない。決断はクラブとハリーの間で下されるもので、僕らはそれを尊重しなければならないね」
「ハリーは僕にとって素晴らしい存在だよ。彼は常にプロフェッショナルで、常にハードワークしている。多くのニュースが飛び交っているから、彼にとっても簡単なことではないんだ。でも、彼は今キャプテンで、チームと一緒に働いている。気が散っている様子もないし、気にもしていない。彼はここにいることを愛している。僕も、彼を選手として愛しているよ」
「僕は彼を尊敬している。この5~7年は連続して世界最高のストライカーの一人だ。ハードワークし、ボールを失ったらスプリントで戻ってくる。素晴らしいお手本だよ。彼と一緒にプレーするのはいつも楽しい。彼のトレーニングを見ていると、学ぶべきことがたくさんあるからね」




