トッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスが、チームメートのイングランド代表FWハリー・ケインの去就についてコメントした。
今夏の移籍市場で去就が注目を集めているケイン。『Sky Sport』などに寄稿している移籍市場の識者、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、獲得に熱心だとされるマンチェスター・シティが契約解除金の1億2700万ポンド(約193億円)を準備しているようだ。
そのため、両者が対戦する開幕戦でケインが出場するかどうかが注目を集めている。
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試合に向けた会見に臨んだロリスは、退団が噂されるエースについて「ハリーはプロだ。笑顔でここにいるよ」と、ケインの状況を説明した。
「空気のような状況であり、それを隠すことはできないね。彼とクラブの間の話だよ。僕自身はチームに集中している。ただ、監督が求めれば、彼はプロになるだろう」
「優先するべきはチームのことであり、いよいよシーズンが始まる。今はそれ以外のことは考えてはいない。キャプテンとして、選手として、最も大事なことはチームが同じ方向を向いて進んでいくこと。いろいろなことが起こるかもしれない時期だけどね」
「これは監督からのメッセージだけど、トレーニングに集中し、試合に集中することを望んでいる。僕は選手としても、チームメートとしても何も言うことはない。解決策を見つけるのは、クラブとハリー自身だ」