2023-24シーズンのブンデスリーガが開幕し、王者バイエルン・ミュンヘンはブレーメンとの開幕戦を迎えた。
バイエルンはハリー・ケイン、キム・ミンジェの新戦力が先発。ヨズア・キミッヒ、リロイ・ザネ、レオン・ゴレツカらもスタメンに入った。
試合は開始早々に動く。中央で細かくつないだバイエルンのショートカウンターが炸裂。ケインとのワンツーで二列目からザネが抜け出す。1対1で冷静に右足で流し込み、幸先よく先制に成功する。直後、セットプレーからニクラス・フュルクルクがネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められず。
バイエルンもムシアラやゴレツカがショートレンジからシュートを放つが、得点にはつながらず。前半はバイエルンの1点リードで終了する。
後半からバイエルンが押し込み、59分には中央で受けたコマンが右足でファーサイドを狙うが、右ポストに嫌われた。その後、ケインにもチャンスが訪れるが、ゴール右から狙ったシュートはGKのセーブに阻まれチャンスを活かせない。
それでも、ついに待望の瞬間が訪れる。75分、左サイドを抜け出したアルフォンソ・デイヴィスから中央のケインへパスが通る。これをワントラップから流れるような動作でシュートを流し込み、追加点を記録。ケインにとっては加入後初ゴールとなった。
その後、バイエルンはコンラッド・ライマー、マタイス・デ・リフト、トーマス・ミュラー、マティス・テルらを投入。フレッシュな面々を入れ、試合を終わらせにかかる。
終了間際にはワンツーでミュラーが右サイドを抜け出すと、クロスにザネが合わせて3点目。直後にもテルが右足でゴール左隅に突き刺し、とどめの一撃。バイエルンが4-0と快勝を収めた。




