バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長は、イングランド代表FWハリー・ケインの移籍について語っている。
今夏の移籍市場で大きな注目を集めるケイン。トッテナムとの現行契約は残り1年となっており、かねてよりタイトル獲得を熱望していること、来季チャンピオンズリーグに出場できないことなど様々なことが重なり、移籍する可能性が高まっていると予想されている。
中でもバイエルンが熱心な関心を示しており、これまで2度のオファーは失敗に終わったことがイギリス『ガーディアン』などで伝えられてきた。しかし、選手本人は移籍を熱望しているようだ。ヘーネス氏はドイツ『キッカー』の取材に対し、注目の発言を残した。
ヘーネス氏は、交渉相手であるトッテナムのダニエル・レヴィ会長について「彼は賢い。具体的な数字を言わないんだ。まずは彼に数字を挙げてもらう必要があるね。もちろん、彼は知識が豊富でスーパープロフェッショナルだ。とても感謝しているよ」と言及。そして「個人的にケインとは頻繁に話していない」としつつも、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「頻繁に連絡を取り合っている」と明言し、さらに以下のように語った。
「これまでのところ、ハリーはすべての話し合いの中で自分の決断がここにあることを明確にしている。もしそのままであれば、我々は彼を獲得するだろう。そうなればトッテナムも諦めなければならない」
「ハリーは来シーズンも欧州大会でプレーしたいと願っている。トッテナムはそこにいないだろうが、我々は出場する」
「彼には今、ヨーロッパのトップクラブへ加入するチャンスがある。我々全員が好んでいるのは、ケインや彼のアドバイザー、つまり父親や兄がこれまでに常に約束を守ってきたことだよ」
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