ドルトムント地元メディア『RUHR24』が、獲得が噂されるフランクフルトMF鎌田大地について分析している。
今季限りでフランクフルトとの契約が満了となり、その去就に大きな注目が集まる鎌田。ドイツ複数メディアでは、ドルトムントと年俸約600万ユーロ（約8億6000万円）の5年契約で合意したことが広く伝えられたが、本人はプレミアリーグ挑戦を熱望しているとも伝えられている。またチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動く可能性も報じられるなど、未だ不透明な状況が続いている。
そんな日本代表MFについて、『RUHR24』は「鎌田大地のBVB移籍は危うい」とし、「鎌田大地をめぐる綱引きがますます不透明に。安泰と思われていたドルトムントへの移籍が、破談する可能性も浮上している」と伝えている。
「数週間前まではドルトムントへ移籍するものと思われていた。しかし最新の情報によると、プレミアリーグの2クラブがドルトムントを悩ませている。未だ正式なオファーはないが、まもなく提出されればドルトムントとの契約は頓挫する可能性がある。先日の『ビルト』の報道にも通じるところだが、鎌田本人は『本当はドルトムントに行きたいとは思わず、海外へ行くことを夢見ている』ようだ」
しかし『RUHR24』は、その上でチェルシーやマンチェスター・Uへ移籍する可能性は現時点で低いと分析。以下のように続けている。
「しかし、チェルシーやマンチェスター・Uが実際にオファーを送るかは、少なくとも現時点では疑問である」
「チェルシーは今冬に3億ユーロ以上を投資し、次の移籍市場ではむしろ選手放出が目的だろう。またマンチェスター・Uには、鎌田と同じポジションにワールドクラスが何人もいる。したがって、ドルトムント移籍が最も可能性が高いはずだ」
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