ラツィオMFの鎌田大地について、マウリツィオ・サッリ監督がコメントしている。
セリエAは27日に第2節が各地で開催され、ラツィオはジェノアと対戦。開幕節で新加入ながらスタメンに抜擢された鎌田はこの試合でも先発に入り、昇格組で元イタリア代表FWジラルディーノ監督率いるジェノアとのホーム開幕戦を迎えた。しかし、前半にゴールを奪われると、チームはそのまま0-1と敗戦。ラツィオは開幕2連敗を喫することとなった。なお鎌田は66分にマティアス・ベシーノと交代し、2試合連続の途中交代となっている。
開幕戦の55分よりは長い時間プレーをした鎌田に対しては、現地メディアから厳しい評価もあった。しかし、サッリ監督はイタリア『スカイ』に対して「コンディションが万全ではない選手がいる。それは心配だ」と選手の状態を懸念し、鎌田もコンデションが万全ではないことを明らかにしている。
「カマダは7月25日に加入した選手。5月にプレーしたのを最後に、その後は練習に参加していなかった。彼が並外れたコンディションであるはずがないのは明らかだ。この状況を正さなければならないね」
またイタリア『DAZN』のインタビューでは、「ネガティブな流れになってはいけない」と言及。「今現在でカマダを評価するのは難しい」とし、「ドリブルの局面ではハイレベルな資質を持っているし、飛び出しのタイミングも良い。心配はしていない。あとはトレーニングの成果を待つしかないね」と、今後への期待を込めた。
ラツィオは9月3日に行われる次節で、昨シーズンの王者であるナポリと対戦する。


