幹部の退任があったミランだが、日本代表MF鎌田大地の獲得オペレーションは継続しているようだ。
昨季は11年ぶりにセリエA制覇を達成し、今季は16年ぶりにチャンピオンズリーグ準決勝進出と近年躍進を見せているミラン。しかし、テクニカルディレクターとしてその躍進に貢献してきたクラブのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の退団が決定。オーナーであるジェリー・カルディナーレ氏と意見が合わず、右腕であるフレデリック・マッサーラ氏と共にクラブを去っていった。
この影響は今夏の移籍市場に重要な影響を及ぼすことが予想され、一部ではマルディーニTDと交渉を進めてきた鎌田の移籍が頓挫する可能性も伝えられていた。しかし、ミラン側は引き続き日本代表MFとの契約を進めていくようだ。
移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、フランクフルト退団でフリーとなった鎌田との交渉は継続している模様。ブラヒム・ディアスが所属下であるレアル・マドリーに復帰する予定であり、それもあって鎌田の加入を望んでいるようだ。
なお、マルディーニTDとマッサーラ氏は数日前に鎌田の関係者と会談を行っていたという。ミラン側は体制が変わっても、鎌田サイドとのコミットメントを信じ続けたいと考えていると伝えられた。
また『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も、ミランは鎌田との契約に迫っていると報道。代理人の問題により発表は遅れているが、幹部2人の退団の影響はないと伝えている。

