日本代表MF鎌田大地が20日、オンラインメディアインタビューでカタール・ワールドカップ(W杯)への意気込みを語った。
17日に行われた親善試合のカナダ代表戦でカタールW杯前の最終試合を終えた日本。23日にはドイツ代表との初戦を迎える。
ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは先日、警戒する日本選手として鎌田の名前を挙げた。相手に警戒されることでの変化を問われた鎌田だが、「特にないと思います」と口にし、「マンツーマンにつかれたりすると話は変わりますが、11人いたら誰かしら警戒されるもの。(ノイアーも)そういう質問されたら、誰かしら言わないとダメだし、そんなに真摯に受け止めているというよりも、『そうなんだ』というぐらいですね」と変わりない様子を示した。
また、終盤のPK献上により1-2で敗れたカナダ戦で悔しさを露わにしていたことについて、鎌田は「どんな試合でも勝ちたいと思うし、日本から欧州に行って、より勝負にこだわる部分というのは凄く感じてます。トレーニングでも試合でも欧州の選手は負ければ凄く悔しがる。あのシーンに関してはPKをあの時間帯で与えてしまって入れられたら負けという状況。止めれそうな(PKの)場面だったので、なおさら負けたのが悔しかったですね」と当時の心境についてコメント。初戦で大国であるドイツに勝利することの意味については、「大事です」と口にし、以下のように続けた。
「勝ち点3は欲しいし、僕はよく言っていますが日本人の価値を今大会で自分たちが高めないとダメ。優勝候補や良いチームに勝つことで世界からの自分たちの見られ方も一気に変えられる。そういう部分でもドイツに勝てたら変わる。勝ち点3と、自分たちの価値を高めるという意味でも大事です」
