Sano Kawasaki Mainz(C)Getty Images

UECL2連勝に貢献の佐野海舟、地元紙が高評価「ヨーロッパのカップ戦を楽しんだ様子」

マインツはUEFAカンファレンスリーグでボスニア・ヘルツェゴビナのズリニスキ・モスタルに1-0で勝利。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は佐野海舟にチーム2位の評価を与え、そのパフォーマンスを称賛した。

アウェーでの開幕節ではキプロスのオモニア・ニコシアに1-0で勝利していたマインツは、23日に行われたグループステージ第2節でモスタルをホームに迎えた。昨季から先発出場が続く佐野に加え、今夏加入後これまで先発機会のなかった川﨑颯太もスタメンに名を連ねた。試合は24分にネルソン・ヴァイパーのゴールで先制。相手は37分に一発退場で数的不利となったものの、追加点は生まれず、スコアは1-0のまま終了した。

ブンデスリーガでは調子が上がらず16位に低迷しているマインツだが、カンファレンスリーグではこれで2連勝。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は18歳のU-21ポーランド代表DFカスパル・ポトゥルスキに単独最高評価の「2」を与え、13カ月ぶりに途中交代となった佐野には単独2位の「2.5」を付けて次のように評している。

「ボールに多く関与し、プレーを活性化させ、デュエルでも勝利を重ねた。モスタルの全選手の合計市場価値の約3倍とされる日本人は、ヨーロッパのカップ戦を楽しんだ様子で、66分に交代でピッチを後にした」

左ウイングバックとしてマインツで初先発を飾った川﨑には「3」と及第点。寸評には「マインツで初めての先発出場。左サイドでプレーし、開始4分に鋭いシュートを放つなど攻撃に関与することが多かった。前半は目立つ場面が多く、後半は存在感が薄れ、途中交代となった」と記されている。

なお、『キッカー』はチームの大半を「3」または「3.5」と評価。佐野と川﨑も同誌では「3.5」と採点されている。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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