マインツのMF佐野海舟が初めて現地メディアの取材に応じ、新クラブでのスタートを振り返った。
今夏に鹿島アントラーズから完全移籍でマインツへ渡った佐野。日本での問題により遅れて合流したものの、これまで新天地での公式戦すべてに先発出場を果たしている。そして、早くもボー・ヘンリクセン監督の信頼を勝ち取った守備的MFは第2節シュトゥットガルト戦後に『アルゲマイネ・ツァイトゥング』の取材に応じ、通訳を介して質問に答えている。
3部ヴェーエン・ヴィースバーデンとのDFBポカール1回戦を延長戦の末に制したマインツ。リーグでは開幕節ウニオン・ベルリン戦(1-1)、そしてシュトゥットガルト戦(3-3)と2試合連続ドローに終わった。佐野はこのスタートについて「満足していないです」と認め、「僕個人のプレーやパフォーマンスにも満足していないです。改善していかなければいけません。まだボールを奪う自分の強みをあまり見せられていません」と自身のプレーにも納得できていない様子。
初めて海外挑戦に挑む同選手はこれまで経験してきた環境との違いにも言及。「Jリーグはとても良いレベルにあると思いますが、ブンデスリーガとの違いは非常に大きいです。ブンデスリーガはやはりスピードがとても速いですね」と印象を語ると、「どの試合でも勝つチャンスがあるように、あらゆる面でチームの助けになるように頑張りたいと思います」と意気込みを口に。また、土壇場で勝ち点1をもぎ取ったシュトゥットガルト戦を振り返った際、「僕たちは最後まで点を取れると信じていました」とチームの諦めない精神を強調した。
佐野はまた、マインツについてもコメント。「食べ物が美味しく、街も綺麗で、ここでの生活や人々との関係性もポジティブです。マインツは本当に良い環境だと思いますし、このようなクラブでプレーさせてもらい、幸せです」と話している。
なお、マインツは今月の代表ウィーク後にブレーメン(15日/ホーム)、アウクスブルク(20日/アウェー)、ハイデンハイム(28日/ホーム)と対戦。『アルゲマイネ・ツァイトゥング』で“ミッドフィールド・エンジン”とも形容される23歳はそれらに向けて「自分のパフォーマンスを向上させ、初勝利を飾りたいです」と語っている。


