ブラジル新星FWカイオ・ジョルジをめぐり、ミランとユヴェントスが争奪戦を繰り広げているようだ。
2018年に16歳の若さでサントスのトップチームデビューを果たし、現在まで公式戦77試合で16ゴールを奪っているカイオ・ジョルジ。また、2019年のU-17ワールドカップでは全7試合で5ゴール2アシストの大活躍を見せて優勝の立役者となるなど、ブラジル新星ストライカーとして大きな注目を集めている。
注目の19歳FWに対し、かねてからミランが関心を示しているようだ。移籍市場のスペシャリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、数週間前からサントスとの交渉をスタートさせているようだ。
同氏によると、2021年12月で契約満了となるカイオ・ジョルジに対し、サントスは1000万ユーロ（約13億円）の移籍金を要求。しかし、ミランは「最大限の条件」として600万ユーロ（約7億8000万円）を提示しているようだ。サントスとミランの交渉は、ここ数日進展が見られないという。
そんな中、ユヴェントスが争奪戦に参戦するようだ。ミランとの交渉停滞を受け、サントスに情報提供を求めた模様。ディ・マルツィオ氏は「ミランを追い越す機会を得た」と綴っている。現在「ボールは選手側に移り、サントスと共に最良の解決策を求めることになる」と分析している。
