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ディバラが2G1A!ゼニトに4発快勝のユヴェントスがグループリーグ4連勝でCLベスト16進出決定

現地時間2日、チャンピオンズリーグ(CL)はグループリーグ第4節が行われ、グループHのユヴェントス(イタリア)はホームのアリアンツ・スタジアムにゼニト(ロシア)を迎えた。

セリエAではまさかの2連敗を喫したものの、CLでは3連勝でグループ首位を走るユヴェントス。国内リーグの不振をCLで払拭したいユヴェントスは、立ち上がりからゼニトを押し込んでいく。

まずは7分、エリア内左でボールを受けたディバラの折り返しはゴール前で防がれるが、こぼれ球を拾ったベルナルデスキがフリーでシュート。フェイントを入れて上手くタイミングをずらしたが、これはGKクリチュクが体に当ててブロックする。

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9分には、ペナルティーエリア手前でボールを受けたディバラが左足のシュートフェイントから切り返し、右足を振り抜くも左のポストを直撃する。

迎えた11分、左CKのこぼれ球に反応したディバラが左足ボレーでゴール右へと押し込み、攻勢のユヴェントスが幸先よく先制する。ディバラはゴールセレブレーションの中でピッチに横たわり、かつてトヨタカップでプラティニが披露したパフォーマンスを再現してみせた。

勢いづいたユヴェントスは18分、ペナルティーエリア右でボールを受けたディバラがDF2人の間を突破してエリア内に侵入。ゴール前に折り返したボールをフリーのモラタがボレーで合わせるが、枠を捉えることができない。

すると26分、ペナルティーエリア左からカラバエフが入れたクロスをクリアしようとしたボヌッチだが、後逸したヘディングがそのままゴール右へと吸い込まれ、オウンゴールによりゼニトが同点に追いつく。

事故のような失点でリードを失ったユヴェントスは、37分にゴール前でのこぼれ球をモラタが押し込みネットを揺らす。しかし、これはわずかにオフサイドの判定でノーゴール。41分にはベルナルデスキの左クロスをファーポストのマッケニーが頭で叩きつけるも、GKクリチュクがファインセーブで切り抜けた。

1-1のまま迎えた後半、勝ち越しゴールを狙ってホームのユヴェントスが攻勢を強める。50分、ベルナルデスキの左クロスをニアサイドに飛び込んできたモラタが合わせるも枠外。52分には右クロスのこぼれ球をディバラがボレーで捉えるも、GKの正面に飛んでしまう。

攻勢のユヴェントスは55分、ペナルティーエリア左からカットインしたキエーザが倒され、ユヴェントスがPKを獲得。このPKをディバラが蹴るも、ゴール右へと外してしまう。しかし、同時に主審も笛を吹き、ディバラが蹴る前にゼニトの選手がエリア内に入っていたことを指摘し蹴り直しに。今度はきっちりとゴール右へと沈め、ユヴェントスが勝ち越しに成功する。

73分には、ペナルティーエリア内左に侵入したキエーザが、細かいタッチから縦に仕掛けて左足でシュート。これがゴール右へと決まり、ユヴェントスが3-1とリードを広げる。

2点差にして余裕の生まれたユヴェントスは80分、ロカテッリ、ベルナルデスキを下げてアルトゥールとラビオを投入。すると82分にはカウンターからディバラのスルーパスに抜け出したモラタがGKの股を抜くシュートを沈め、4-1と突き放した。

ゼニトは前半以上にボールの奪いどころがなく、ユヴェントスにボールを支配されてしまう。86分にはディバラとボヌッチを下げてクルセフスキとルガーニを投入したユヴェントスは、終了間際にロングボールからアズムンに追加点を許したものの、4-2で勝利。グループリーグ4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

■試合結果
ユヴェントス 4-2 ゼニト

■得点者
ユヴェントス:ディバラ(11分、58分PK)、キエーザ(73分)、モラタ(82分)
ゼニト:OG(26分)、アズムン(90+2分)

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