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昨年末に初黒星を喫したユヴェントス、C・ロナウドの2ゴールで新年初戦を飾る!

現地時間3日、イタリア・セリエAは第15節が行われ、王者ユヴェントスはホームにウディネーゼを迎えた。

2020年最後の試合でまさかの今季初黒星を喫したユヴェントスは、2021年を勝利で始めようと立ち上がりから攻勢に出る。開始わずか4分、クリスティアーノ・ロナウドのカットインシュートはゴール右へと外れ、7分にはディバラのシュートのこぼれ球を拾い、ペナルティーエリア右からの折り返しをゴール前でフリーとなっていたラムジーが押し込むもGKムッソが体でブロックした。

すると10分、守勢に回っていたウディネーゼに決定機が訪れる。右サイドでロングパスを受けたデ・パウルが縦のスペースにパスを出し、ゴール前へ走り込む。ペナルティーエリア右からのラザーニャの折り返しをゴール前で合わせたデ・パウルがネットを揺らすが、VARの結果、ロングパスを受けた際にハンドがあったとしてノーゴールとなった。

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胸をなでおろしたユヴェントスは、C・ロナウドがキレのある動きを披露。迎えた31分、敵陣左サイドでの相手のスローインをラムジーが奪うと、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入したC・ロナウドがそのまま右足でゴール右へと蹴り込み、ユヴェントスが均衡を破った。

失点直後のウディネーゼも高い位置でボールを奪い、ワラシのシュートのこぼれ球がゴール前でラザーニャに渡る決定機を得る。しかし、振り向き様のシュートはGKシュチェスニーの正面に飛んでしまう。

ユヴェントスが1点をリードして迎えた後半、反撃に出たいウディネーゼだが、その出鼻を挫かれてしまう。49分、カウンターからC・ロナウドのスルーパスに抜け出したキエーザがゴール右へと流し込み、ユヴェントスが大きな追加点を奪う。

さらに52分には、ディバラの粘りからキエーザのスルーパスに抜け出したラムジーが一度はGKに止められながらもボールをキープし、自ら押し込んでネットを揺らす。しかしVARの結果、倒れながらもボールをキープした際にハンドがあったとしてノーゴールとなった。

65分にマッケニーを下げてアルトゥールを投入したユヴェントスは70分、高い位置でインターセプトしたベンタンクールのラストパスに抜け出したC・ロナウドがGKムッソを難なく破り、エースのドッピエッタ(2得点)でユヴェントスが試合を決定付ける3点目を挙げた。

一矢報いたいウディネーゼは74分、エリア内左でボールを受けたゼーヘラールが華麗なシュートフェイントから決定的なシュートを放つが、これはクロスバーを叩いて外れてしまう。

直後、3点リードのユヴェントスはキエーザとラムジーを下げてベルナルデスキとクルゼフスキを投入すると、83分にもボヌッチ、サンドロが下がってキエッリーニとフラボッタを投入し明確に逃げ切りを図る。

リスクを冒さず時間を使いながら試合を終わらせにかかるユヴェントスに対し、ウディネーゼはアディショナルタイムにゼーヘラールがゴール前のこぼれ球を押し込んで1点を返したものの、反撃もそこまで。逆に終了間際には抜け出したディバラにもゴールが生まれ、終わってみれば4-1の快勝。新年の初戦を勝利で飾ったユヴェントスは次節、敵地で首位ミランと対戦する。

■試合結果
ユヴェントス 3-1 ウディネーゼ

■得点者
ユヴェントス:C・ロナウド(31分、70分)、キエーザ(49分)、ディバラ(90+3分)
ウディネーゼ:ゼーヘラール(90分)

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