Timothy Weah JuventusGetty Images

「品格は金で買えない。納得できないよ」ユヴェントスFW代理人、移籍認めないクラブに激怒

ユヴェントスFWティモシー・ウェアの代理人は、移籍を認めないとしてクラブを非難している。

パリ・サンジェルマンの下部組織出身で、セルティック、リールを経て2023年夏にユヴェントスへ加入したウェア。これまで公式戦78試合に出場してきたが、クラブワールドカップは1試合の出場のみとなったこともあって今夏の移籍市場で去就が話題に。フランス複数メディアは、マルセイユが獲得に動いており、本人も移籍を希望していることを伝えている。

しかし、マルセイユが1500万ユーロ(約26億円)を超えるオファーを提出しない見込みであるのに対し、ユヴェントスは2000万ユーロ(約35億円)を要求しており、交渉は進展していないとみられている。そんな中、ウェアの代理人であるバドゥ・サンバジ氏は『The Athletic』でユヴェントスを非難した。

「ユヴェントスは素晴らしいクラブだ。スポーツ部門は3人で運営され、2人には品格がある。1人はまだ模索中のようだ。彼を責めることはできない。2人が解決策を探し、1人が問題を作り出す。そして、我々はそれを許すことはできない。常にプロフェッショナルであるティモシー・ウェアが、クラブワールドカップでメンバーから外された。この人物はクラブワールドカップを台無しにし、そして彼が望む場所へと行かせようとしたんだ。さらに今、巨額の移籍金を要求し、プレミアリーグからのオファーを待っている。しかしオファーは来ておらず、我々が承認することも決してないだろう」

「これは古臭いやり方だ。納得できない。声を上げることには慣れていないが、今そうしなければ、完全な無礼を受け入れてしまうことになる。品格は金で買うことができない。品格は常にユヴェントスの歴史の一部だった。それを損なっている人物が、1人いる。どうなるか見てみよう……」

なお『The Athletic』は、ユヴェントスのダミアン・コモリGMが当初1400万ユーロ(約24億円)のオファーを受け入れる考えだったものの、現在は2000万ユーロを要求していることが問題になっているとも指摘している。

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