Juventus Stadium 2022Getty Images

ユヴェントス、欧州スーパーリーグ構想からの脱退手続き開始の声明を発表

ユヴェントスは13日、欧州スーパーリーグ(SL)構想から脱退手続きを開始する声明を、公式サイトを通じて発表した。

2021年春にユヴェントスがレアル・マドリーやバルセロナなどと主導し、サッカー界に大きな激震をもたらした欧州SL構想。当初は、インテル、ミラン、アーセナル、アトレティコ・マドリー、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなど、イングランドやイタリア、スペインのビッグクラブ12チームが参加を表明していた。だが、現行のシステムを破壊しかねない新構想に、多方面から批判が相次いだことで、構想を主導した3チーム以外が続々と撤退。SL構想は事実上の破たんを迎えた。

それでもユヴェントスは当初、レアルやバルセロナとともにSL構想を維持する構えを見せていたが、先月6日、脱退の意思を表明。スペインの2クラブと協議を行うことを示唆していた。そして今月13日、ユヴェントスは脱退へ向けた手続きを開始したことを正式に発表した。

以下に続く

「2023年6月6日の声明により、ユヴェントスは、SL構想からの脱退の決定へ向けて、(現在もSL構想からの脱退の意思を発表していない)レアル・マドリーおよびバルセロナと協議を開始したことを明らかにした。その協議の末、ユヴェントスは、同構想からの脱退手続きを開始したことを認める」

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