セリエAは16日、各地で第30節が行われた。
前節ラツィオに敗れながらも(1-2)、スポルティングCPとのヨーロッパリーグ（EL）準々決勝ファーストレグを1-0で制していたユヴェントスは、敵地でサッスオーロと対戦。過密日程の中で選手を入れ替えながらこの一戦に臨んだものの、なかなかうまくいかない時間が続き、57分にはディ・マリアやクアドラードを投入して状況の打開を図る。
しかし64分、デフラルにCKのこぼれ球を決められて失点。その後は83分に再び負傷から復帰したポグバを投入するなどしてゴールを目指したが、サッスオーロGKコンシーリのファインセーブなどに阻まれ、そのまま0-1で敗れた。これでセリエAでは連敗となり、勝ち点44のまま7位となっている。
一方13日のEL準々決勝ファーストレグでフェイエノールトに0-1と敗れていたローマは、ホームにウディネーゼを迎えた。
37分のクリスタンテのPKはポストに直撃したが、こぼれ球をボヴェが押し込んで先制する。さらに55分にはペッレグリーニがネットを揺らし、69分に与えたPKはGKルイ・パトリシオが見事にストップ。後半アディショナルタイムにはエイブラハムがダメ押し弾を奪い、3-0で快勝。これでリーグ戦3連勝となり、勝ち点56で3位をキープしている。