セリエAは12日に各地で第26節が行われた。
ユヴェントスは、ホームで降格圏に沈むサンプドリアと対戦。ポグバやディ・マリアを欠いたチームだが、11分にコスティッチのクロスにブレーメルが合わせて先制に成功すると、26分にもラビオのヘッドでリードを広げることに成功する。
しかしその後、ユヴェントスは31分に失点。さらにその1分後にもジュリチッチにネットを揺らされ、一気に同点に追いつかれる。後半頭からクアドラードとロカテッリを投入して状況の打開を図ると、64分にラビオが均衡を破るこの日2ゴール目を奪った。
リードしたユヴェントスは、68分にクアドラードがPKを獲得。しかし、ヴラホヴィッチがポストに当ててしまう。エースがリーグ戦5試合ぶりのゴールはお預けとなったが、スレが後半アディショナルタイムに4点目。4-2と打ち合いを制した。
4位ローマは、ホームで打ち合いの末にサッスオーロに3-4と敗れた。
開始13分、18分とロリエンテの2ゴールを許していきなりビハインドを背負ったローマは、26分にザレフスキがボレーで1点を返す。しかし前半終了間際、クンブラが自陣ボックス内での競り合いの末、相手を蹴って一発退場に。このプレーで献上したPKをベラルディに決められ、苦しい展開になる
後半に入ると、50分にディバラが見事なコントロールショットでゴールを奪ったが、75分にロリエンテのアシストからピナモンティに4点目を許して万事休す。終了間際にワイナルドゥムにゴールが生まれたが、1ゴール及ばず敗れている。
この結果、ユヴェントスは勝ち点を38まで伸ばし、7位に浮上。ローマは勝ち点47のままとなり、翌日に試合を控えるミラン(勝ち点47)との差が広がる可能性がある。
