Sergio Oliveira Porto 2021Getty

数的不利のポルトが延長戦でアウェーゴール!ユヴェントスを下してCL8強進出

現地時間9日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦、ユヴェントスvsポルトの一戦が行われた。

ポルトホームで行われた第1戦は2-1でポルトが勝利を収めていた。第2戦では逆転での勝ち上がりを目指し、ユヴェントスが序盤から攻勢を掛ける。開始3分には右からのクロスにアルバロ・モラタがヘディングシュートを放つも、これはGKアグスティン・マルチェシンのビッグセーブに阻まれる。

だが18分、メリフ・デミラルがペナルティエリア内でファウルをしたとして、ポルトにPKが与えられる。このPKをセルジオ・オリヴェイラが冷静に沈め、ポルトが0-1とリード。2戦合計スコアを1-3と広げる。

以下に続く

ユヴェントスはその後もモラタやクリスティアーノ・ロナウドなどが相手ゴールに迫るも、ネットを揺らすまでには至らず0-1でエンドが変わる。

後半に入り49分、ボックス内に入ったC・ロナウドがくさびになり、その落としをフェデリコ・キエーザがゴール右へと決めて1-1の同点、2戦合計2-3とする。

その直後の52分、ポルトはメフディ・タレミが1枚目のイエローカードを受け、その2分後にはボールを大きくピッチ外に蹴飛ばしたことにより、短時間で2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。

ポルトはこれで数的不利となる。一方であと1点が必要なユヴェントスにとってはここから攻勢を狙いたいところ。

すると63分、フアン・クアドラードの放ったクロスにキエーザが頭で合わせ、ユヴェントスが2-1と逆転に成功。2戦合計でも3-3の振り出しに戻した。

その後数的優位のユヴェントスはポルトゴールに襲いかかるも、なかなか追加点を奪うことができず。後半AT直後にはモラタが裏に抜けて右足でネットを揺らしたが、これはオフサイドのジャッジでノーゴールに。

その直後にはクアドラードがカットインから左足で狙い、バーに嫌われてゴールとならず。試合はそのまま2-1で90分終了となり、2戦合計3-3で延長戦へと突入した。

防戦の続くポルトだったが99分には左CKの流れから最後はムサ・マレガがヘディングを放つも、これはGKヴォイチェフ・シュチェスニーの正面でゴールならず。

延長後半に入り110分、S・オリヴェイラがエリア外でファウルを得ると、S・オリヴェイラが右足のグラウンダーで壁の足元を抜き、ゴール左スミへと決めた。これで2-2となり、2戦合計3-4に。ユヴェントスは勝ち上がりのためには2点が必要となった。

直後に左CKからアドリアン・ラビオがヘディングでネットを揺らし、3-2となる。だがアウェーゴールによりまだポルトのほうが上。ユヴェントスはここからさらに攻勢をかけるも1点が遠く、そのまま3-2で決着した。2戦合計4-4、アウェーゴールによりポルトがベスト8進出を決めた。

UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦
■試合結果
ユヴェントス 3-2(4-4) ポルト

■得点者
ユヴェントス:キエーザ(49分、63分)、ラビオ(117分)
ポルト:S・オリヴェイラ(19分/PK、115分)

▶WOWOWが2020-21のCL決勝トーナメント独占配信!無料トライアルに今すぐ登録

広告