ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督が、来季の続投希望を明かしている。
今季開幕前に急遽ユヴェントスのトップチームを指揮することとなったピルロ監督。しかし指導者デビューシーズンでは、チャンピオンズリーグ(CL)早期敗退やセリエA10連覇を逃し、厳しい批判にさらされ続けてきた。
それでも19日、コッパ・イタリア決勝戦でアタランタに2-1と勝利。リーグ戦では最終節を前に5位と来季CL出場権も危ぶまれる状況ではあるが、ビッグタイトルの獲得に成功している。
自身の42歳誕生日にタイトルを掲げたピルロ監督。試合後、『RAI Sport』のインタビューでは「私のデビューシーズンでは非常に多くのことを学び、そして満足感を得ることができたよ」とし、一部では解任が噂される中、来季の指揮も取りたいと明かした。
「もちろん、この役割で自分を信じる。子供のころからフットボールが大好きで、これからもそうあり続けるだろう。クラブが決めることだが、指導することを愛しているし、このクラブを愛している。どんな決断か見守ろうと思うよ。私は続けたい」
「選手たちは私を100%支持してくれている。これは監督にとって本当にうれしいことだ。新聞やゴシップでなんと書かれようともね」
ユヴェントスは23日のセリエA最終節でボローニャと対戦。CL出場圏内の4位浮上のためには勝利かつミランかナポリのどちらかが引き分け以下で終わることが条件と、非常に厳しい状況に立たされている。
指揮官は「紙面上ではもっと簡単に勝てると思われていたチームに勝ち点を落としてしまったことは悔やまれる」としつつ、「今から最終ラウンドだ。そして、すべてが自分たちの手の内ではないことも分かっているよ」と答えた。
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