ユヴェントスやナポリのOBで解説者を務めるマッシモ・マウロ氏が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組「ラディオ・アンキオ・スポルト」に出演。VARに苦言を呈した。
かつてユヴェントスやナポリでプレーしたマウロ氏は、3日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われた両チームの対戦に言及。ナポリの決勝点につながった88分のPKを巡るエピソードに不満を示した。このシーンでは、VARによりユーヴェの18歳ジョセフ・ノンゲの“ステップ・オン・フット”が認められてファウル判定となったが、マウロ氏はVARの適用を限定的にするべきであると主張し、持論を展開した。
「VARが多くのシーンで重要になっていることに疑いはない。だが、うまく使ってゲームにもっとリスペクトを示す必要があるだろう。私はこのガラクタに常に懐疑的だったが、VARは主審のパフォーマンスに影響を与える上、線審の仕事を完全に無にしてしまった」
「“ステップ・オン・フット”という表現は現実離れしているように見える。足を使う競技において、少し遅れて入り、相手をかすめたとしても、ファウルにはならないはずだ。カルチョにおいて接触は基本的なことだからね。接触なしにプレーすることは考えられない。だがリプレーでは、あらゆる接触がファウルになってしまう」
「テレビの時代ということは理解できるので、VARのような機械に頼らないことは難しい。だが、しっかりとしたプロトコルを作り、VARの介入を限られたケースに絞るべきだ。さもなければ、試合がプレイステーションのゲームのようになってしまう」
一方でマウロ氏は、ローマ再建に取り組むダニエレ・デ・ロッシ監督に賛辞を贈った。
「デ・ロッシのインパクトはものすごいものだった。(ジョゼ)モウリーニョはキャリアにおいて、あらゆるタイトルを獲得して偉大だったが、彼の指揮下でローマはメチャクチャだった。そこへ突然デ・ロッシがやって来て、事情が変わり、プレーが変わり、結果が変わった」




