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ミラン、PK失敗も敵地で3発快勝!ユヴェントスとの上位対決を制す

現地時間9日、イタリア・セリエAは第35節が行われ、ユヴェントスはホームのアリアンツ・スタジアムにミランを迎えた。

10連覇をインテルに阻止されたユヴェントスだが、依然として来季のチャンピオンズリーグ出場権争いの真っただ中。アタランタ、ユヴェントス、ミランの3チームは勝点69で並び、熾烈を極めている。

ユヴェントスはクリスティアーノ・ロナウド、ミランはイブラヒモヴィッチの両エースが先発。立ち上がりから上位対決らしく、インテンシティの高い拮抗した展開が繰り広げられる。

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ユヴェントスのチャンスは30分、左CKをはじこうとGKドンナルンマが飛び出すもボールに触れず、ファーサイドのキエッリーニが頭で合わせる。しかしこれはゴール右へとわずかに外れ、キエッリーニも頭を抱えた。

ミランは37分、左サイドを抜けたテオ・エルナンデスの折り返しは、ファーポストで待つイブラヒモヴィッチの前でクリアされる。

互いに無得点のまま後半を迎えるかと思われた前半終了間際、右サイドからのFKをGKシュチェスニーが飛び出してはじき、こぼれ球を拾ったブラヒム・ディアスがカットインしてクアドラードをかわして右足で巻いたシュートを放つ。綺麗な弧を描いたシュートがゴール右へと吸い込まれ、ミランが先制して試合を折り返した。

後半、1点を追うユヴェントスが攻勢に出るものの、先にチャンスを迎えたのはミラン。56分、ブラヒム・ディアスのシュートはキエッリーニが体を張ってブロックしたものの、手に当たってしまい、VARの結果、ミランにPKが与えられる。しかし、このPKをケシエが蹴るも、GKシュチェスニーが横っ飛びではじき出し、追加点を許さず。

リードを広げる絶好機を逸したミランは66分、イブラヒモヴィッチがレビッチとの負傷交代を強いられ、70分にはブラヒム・ディアスに代わってクルニッチが投入される。ユヴェントスも67分にベンタンクールを下げてクルゼフスキを投入するが、ミランの組織的な守備を前になかなか決定機を作り出すことができない。

すると迎えた78分、ペナルティーアークの手前からレビッチが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右へと決まり、ミランが待望の追加点を挙げた。

2点を追いかける格好となったユヴェントスは、失点直後にキエーザを下げてディバラを投入。一方のミランも82分にベナセルとサレマーカーズを下げてダロットとメイテを投入する。

直後のセットプレー、チャルハノールのキックをゴール前のトモリが高い打点から頭で叩きつけ、ミランが3-0とリードを広げる。

こうなると苦しいユヴェントス。アディショナルタイムにはディバラのカットインシュートがゴール左へとわずかに外れるなど、惜しいチャンスも作り出したが、最後までGKドンナルンマの守るゴールを破ることは叶わず。ミランが敵地で3ゴールを奪い、ユヴェントスとの上位対決を制した。

■試合結果
ユヴェントス 0-3 ミラン

■得点者
ユヴェントス:なし
ミラン:B・ディアス(45+1分)、レビッチ(78分)、トモリ(82分)

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