ユヴェントスは、ベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に時間をかけることになるようだ。
昨季はレンタルでインテルに復帰し、公式戦37試合で14ゴール7アシストを記録したルカク。今夏には期間満了に伴いチェルシー復帰したが、インテルは完全移籍での獲得に向けて交渉を行っていた。しかし、ユヴェントスの接触に伴いルカク側が連絡をストップ。激怒したインテルは、チェルシーへのオファーを取り下げたことが複数メディアの報道で明らかとなっていた。
そんな30歳FWだが、未だ新天地は決まっていない。そしてユヴェントスは、チェルシーとの交渉に時間をかけることになるようだ。
イタリア『TUTTOmercatoWEB』によると、ユヴェントスは現在もチェルシーとの接触を継続しているものの、契約成立にはほど遠く、移籍金についての合意もまったくないようだ。スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントーリ氏はチェルシーとの交渉のためにロンドンへ飛ぶ準備はできているものの、ユヴェントスのアメリカツアー終了後になると予想されている。
一方でチェルシー側は、ルカクをできる限り早く売却したい模様。また、完全移籍での放出のみを望んでいるようだ。しかしユヴェントスは、ルカクの獲得前にFWドゥシャン・ヴラホヴィッチの売却が必要に。そのため、両クラブの交渉はさらに時間がかかると伝えられている。




